Naomi Letter No207(2026年9月)

Ciao a tutti!!
皆さまいかがお過ごしですか?

日本は雨続きですね。
東京では30日以上連続降水記録だと聞き、本当に驚いています。

また、日本でも世界でも水害の多さに言葉を失います。
被災地の皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。

地震や洪水などと言った不可抗力は、自然の威力を
ただただ見せつけられるばかりで本当に恐ろしいです。
千葉県ではやっと水が引いたと思ったら、またもや浸水!
何とお声掛けしたらよいのか言葉が見つかりません。
これ以上被害が大きくならない事を心からお祈りしております。

さて、9月半ばから新学年がスタートしたイタリアですが、
実を言うと私は現在日本の実家に帰省中です。
7月から次男が実家でお世話になっているのですが、
両親も80歳を過ぎて自分達の健康管理も大変な中、
20歳の孫(しかも日本語力が十分ではない)との生活には
かなり無理が生じてもう限界の様でした。


急遽私が飛んで来たものの、
次男本人が日本での生活を続けたい気持ちは変わらず、
私の両親や妹家族が最善だと言う様に、”イタリアに一度戻って再スタート"することには首を縦に振ってくれません。
と言って、本人が希望する様に祖父母の家を出て一人で暮らすと言うのは、本人の未熟さや無知さから昨今の決して安全な国ではない日本では危険すぎると
猛反対を受けているのです。

私も自分が23歳の時に単身でイタリアに渡った身ですから、
本心ではやりたいように挑戦させたいとも思うのですが、逆に今の日本を知らないのでどう判断したら良いのかが難しいところです。

そんな状況で見つけた一つの道は?
次男は今、"お金を使わない交換の仕組み"と言う会員制の
農業お手伝いに行かせてもらっています。食事&宿を提供して頂く代わりに労働をする、と言う交換です。受け入れて下さったお米農家さんのお陰さまで、毎日稲刈りなどのお手伝いをさせて頂いている様です。

同時に参加する体験者も主に外国人なので、日本のお米づくりを通して国際交流ができる上、炊事洗濯や集団生活も学ぶことも出来るので本当に素晴らしくありがたいと思います。次男が日本語と共に、日本のお米文化や様々な学びを得る事で少しでも成長してくれれば、私の両親も妹家族も少しは安心するのではとも期待しています。

ただ、このままではいつ私がイタリアに戻れるのか分からず中途半端です。
両親にこれ以上の負担を掛けられないので、日本での次男の方向性がしっかり定められるまで私は出発できません。
幸い、ヘルパーをしていたご夫妻には別のヘルパーさんに引き継ぎが出来ています。
長男はアメリカに留学中で夫も問題はないと思うので、気掛かりなのはミルタなのですが、夫が留守の時にはご近所さんがご飯をあげてくれる事になっています。

実家近くの神社です

となれば、年老いた両親と一緒に過ごせる貴重な機会に恵まれたと捉えて、サポートしながら次男が落ち着くのを見守る覚悟をするのが良いのかもしれません。
暫くは"イタリア便り"ではなく"実家便り"になるかもしれませんが、お許しください!

早くも2026年も残り3ヶ月。
天変地異や戦争のニュースが絶えない年ではありますが、今からでも挽回という希望持ちながら、感謝を忘れず今日一日を丁寧に大切に過ごしたいと思います。
皆さまも何卒ご自愛くださいませ。
それでは今回はこの辺で。

Ciao alla prossima!

現在日本の実家滞在中の奈緒美でした。

お読みいただきありがとうございます。