Naomi Letter No202 (2026年4月)
Ciao a tutti!
皆様いかがお過ごしですか?
日本は新年度がスタート!
ご入学、ご進学、ご就職、又は晴れて年金生活などなど
新生活が始まった皆様、おめでとうございます。

一本は丸裸になってしまいました!
世界情勢は相変わらず平和とはかけ離れた状況で、今この瞬間も多くの犠牲者がいる現実を思うとやりきれない想いになります。
世界中で燃料への影響が懸念されていますが、イタリアでは先月ぐらいから軽油の価格が1ℓあたり2ユーロを超えてしまいました。今1ユーロが183円くらいですから、ほぼ400円です。
ガソリンは1ℓあたり1,75ユーロ前後。元々イタリアのガソリン代は高い事で知られていますが、今のレート換算では300円以上です。これからどうなっていくのでしょう。
冒頭から暗い話題でしたね。不安を考え出したらキリがないので、今できることに精一杯取り組み、1日1日を大切に生きて行くことにフォーカスしましょう。
4月5日、イタリアではイースター(復活祭)でした。
イースターは移動祝日なので3月末から4月末の間で毎年変わります。イースターは日曜日、その翌日がイースターマンデーで祝日。大学も休みになりトリノから長男も帰省し、イースターは夫の兄夫妻の家に親戚が集まり一緒に過ごしました。

イタリアで暮らしながらカトリック教徒ではない我が家は、宗教上の祝日に教会に赴くという事はないのですが、祝日ながらの伝統の食事の恩恵は承るという、調子の良い立場にあります。
今回はなかなか一緒に食事をする機会のない親戚内からお寿司のリクエストを受けており、伝統とは外枠でお寿司を作っていきました。
そしてイースターマンデーには、息子達はそれぞれ仲間達と出かける計画を立て、私たちはご近所でウォーキング仲間でもコーラス仲間でもあるマリア夫妻と一緒に、車で1時間半ほどのヴィテルボの街に出かけ、その後ティレニア海まで行って久々に海の近くで海の幸を堪能して来ました。



クリスマスは家族・親族で厳粛に過ごす一方、復活祭は自由に出かける人も多く、イースターマンデーは遠足やピクニックを楽しむのが一般的です。イースターもイースターマンデーもお天気にも恵まれて、とても心地よい時間を過ごす事ができました。
さて、この4月は所属しているコーラスグループでも行事が重なり2つのコンサートがありました。1つはペルージャの一つの教会内にて、もう一つは毎年恒例の地元中学校オーケストラとのコラボコンサートです。
イタリアというお国柄、教会内で歌う機会は多いのですが、私たちのコーラスグループは教会音楽の合唱団ではありません。色々なジャンルの歌を歌っていて、最近はイタリア語やラテン語以外に英語やスペイン語、フランス語の歌も多く歌っています。
今回この両方のコンサートで歌った曲の中に、マイケル・ジャクソンのHEAL THE WORLDがありました。私の大好きな歌です。直訳すると『世界を癒そう』という意味の題名ですが、歌詞の内容は“争うのをやめよう。地球を痛みや悲しみのない、より良い世界にしていこう。”というメッセージです。

また冒頭の話に戻りますが、今のような世界情勢の下、尚更歌っていてもこみ上げてくるものがあり、また聞いてくださっている方々にも強く響いたようでした。特に教会でのコンサートの際にはスタンディングオベーション状態となったほどです。
改めてこの曲はマイケル・ジャクソンを好きかどうかに関わらず、世界中すべての方に聴いて欲しい曲、名曲中の名曲だと思いました。
朝晩の気温は低くむしろ寒いくらいですが、日中は例年の平均気温よりも高いそうで、この寒暖の差で私の周りでは風邪が流行っています。皆様もどうぞお身体ご自愛くださいませ。
それでは今回はこの辺で。
CIao alla prossima!
イタリアのアッシジから奈緒美でした。
