Naomi Letter No205 (2026年7月)

Ciao a tutti! 

暑中お見舞い申し上げます!
皆さま、お元気でお過ごしですか?

こちらイタリアは文字通りの猛暑でした。
“でした”と言うのは、今日はお昼前から雷雨となり、今このイタリア便りを書いている時点では涼しくなっているからです。

7月は、我が家のあたりでも最高気温が40度近くまで上がる日が続きました。
サルデーニャ島やシチリア島では47度という最高気温に達した日があり、そのうちアフリカ化するのではと思ったほどです。

通常なら日中どれだけ暑くても夜には気温が下がるのに、この夏は夜も気温が下がらず我が家でもとうとうクーラーを稼働させました。

猛暑の上に雨がなかなか降らず、北イタリアのお米の産地で深刻な不作状況を訴えているニュースを目にします。お米に限らず農作物をはじめ色々と影響がある事でしょう。

そして、乾燥すると怖いのが山火事です。毎年夏になるとあちこちで山火事のニュースを耳にするのですが、今年は既にウンブリア州内だけでも数カ所で火事騒ぎがありました。

7月24日にはアッシジ旧市街のすぐ麓、“サンフランチェスコの森”においても火災がありました。地上からと空からの消化活動のお陰で幸い建物などは問題なかった様ですが、火は5ヘクタール程の範囲に広がったそうです。サンフランチェスコ大聖堂はちょうどこの森の上に位置し、修道院で生活している修道士もいるので被害に及ばず本当に良かったと思います。

この様な暑さの中で、我が家には7月初旬に3500キロの薪が運ばれてきました。冬を越すための暖炉とストーブ用です。3500キロと言っても、なかなか想像つきませんよね。

息子たちが不在で夫と私の二人、そこに薪業者さん側から一人の作業人を送っていただき2台の一輪車に私が薪を乗せ、夫がそれを薪置き場に運び、それを作業人さんが配置するという流れ作業となりました。

この作業人さんがものすごいプロなんです! 薪をきちんと積み上げるのってなかなか大変なのですが、あまりにも早くて正確なのにびっくりしました。夫も私も休む暇なく作業を続けていて途中で熱中症になりそうだったのですが、これで恐らくこの冬は乗り越えられそうです。

さて、7月18日には無事に試験期間を終えた長男がトリノから帰省しました。前回お話ししましたが、この後8月から4ヶ月間アメリカの大学に留学となる為ほぼ引越同然で、事前に送ってきた荷物があるにも関わらず、大きなスーツケース2つにボストンバッグ1つ、それにリュックサックという大荷物でした。

どれもかなりの重さで、よくこれだけの荷物を一人で運んで来たものです。汗びっしょりで気の毒でした。帰宅したら早速地元の仲間との約束で忙しい日々です。久々に我が家に集まる仲間たちの姿を見ると、なんだかんだ言って子供たちが小さい頃は楽しかったなぁと懐かしく思っています。

一方の次男はと言うと、新天地での生活は何かと難しく1ヶ月で幕を閉じてしまいました。残念ですが、貴重な経験が出来たことには間違いありません。今は私の実家、祖父母の元でお世話になっていて今後どうするべきかを検討中です。

そんなこんなで7月もあっという間でした。
先日のニュースによると、3600万人のイタリア人がヴァカンスで大移動だそうです。その為、このところ週末は高速道路上も大渋滞。

確かにどこか避暑でのんびりしたい気持ちもありますが、移動を考えたらこんな時ほど家に居たいと思う私です。息子たちが小さかった頃は毎年海で過ごしていましたが、本当に我ながらよくやったなぁと思い返す毎日です。

まだまだ夏は続きます。
皆さま、Buona estate!

お体に気をつけて素敵な夏をお過ごしください。
Ciao alla prosshima!

イタリアのアッシジから奈緒美でした。