Naomi Letter No201(2026年3月)

Ciao a tutti!!

皆さま、いかがお過ごしですか?

2026年令和8年も早くも3月末となり、
日本ではご卒業・ご卒園・ご退職など大きな節目を迎えられた方々も多いことと思います。
心よりおめでとうございます。

先月末から2週間の卒業旅行に来ていた甥っ子とその友達も、つい先日無事に卒業式を終えました。いよいよ4月からは社会人です。

甥っ子と彼の友達2人の2週間の旅行は、色々な幸運やご縁に恵まれ後押しされて、かなり充実した日程をこなす事ができました。

ペルージャ空港からロンドンに旅立った二人は、2泊の滞在後長男の暮らすトリノへ移動し長男と合流しました。実を言うと長男は、大学の修士課程最初の試験期間を終えてすぐ、高校時代の友人とモロッコ旅行に行っていて、甥っ子達がロンドンに出発後に入れ違いにアッシジに帰ってきたのでした。そしてその翌朝には直行電車で5時間かけてトリノのアパートに戻り、荷物を置いたら空港へ2人の迎えに行くと言うこれまたハードスケジュールでした。

トリノでは長男の通う大学を見たりエジプト博物館やシネマ博物館の二つの博物館を見学したり、長男の案内で色々回れた様です。長男が2人の友人とシェアしているアパートに滞在したので、イタリアの学生の生活も体験できたのではないでしょうか。

トリノから訪れたミラノやヴェネツィアでも、現地に暮らす長男の友人と一緒に過ごす機会を得る事ができたのだそうです。案内役を安心して任せる事ができる事も各地に頼れる仲間がいる事も、長男をとても頼もしく感じました。ヴェネツィアから再び我が家に戻って来たのですが、電車が遅延したためにフィレンツェで乗り継ぐはずだった電車に間に合わず・・。やっぱり長男が一緒でよかったです。

我が家に戻って来てからも、我が家の息子達の幼馴染との再会があったり(実は甥っ子は私たちが今のアッシジの家に引っ越してきたばかりの2009年7月に一度来ているのです。まだ幼かったので全てを覚えてはいません。)、2年前に日本に行ったイタリア人グループのメンバーが夕食会を開いてくれたり多くのイタリア人との交流がありました。

夫も仕事の休みに長距離運転を担当してくれたので、出発前日には甥っ子が希望したサンマリーノ共和国にも訪れる事ができました。勿論もっともっと見せてあげたかった事、食べさせてあげたかったものなどきりはないのですが、出来る範囲で精一杯の事は出来たかなと思っています。

そして何よりも、2人がイタリアやイタリア人をとても好きになってくれた事が本当に嬉しい事でした。今の不安定な国際情勢下で、何事もなく無事に卒業旅行が成し遂げられた事もありがたい事です。

戦禍にある人々の事を思うと辛いのですが、だからこそ一人一人が今この時を無駄にすることなく大切に生きていかなければなりませんね。

こちらは4月の最初の日曜日がキリスト復活祭(イースター)です。キリストが磔刑に遭い亡くなるも3日後に復活した事を記念するお祭りで、キリスト教徒にとってはクリスマスと並んで大切なイベントです。長男も大学がイースター休暇で休みになるので帰省しました。

甥っ子達の滞在中は気温も上がって過ごしやすかったのですが、3月下旬になり再び冬が舞い戻って来たかの様です。数日前には近場の山々が雪で真っ白になりました。毎年移動祝日でカレンダーが変わるイースターなのに、その直前に寒さが戻るのが不思議です。そして、3月最終日曜日から夏時間となり日本との時差が7時間となりました。これから夏至に向けてどんどん日が長くなっていきます。

日本は桜が開花しより美しい季節ですね。
誰もがミサイルや爆弾の話でなく、自然の美しさを常に穏やかな気持ちで愛でることが出来る世界を諦めずに祈り続けましょう。

それでは今回はこの辺で。
4月からの新年度、良いスタートとなりますように。
CIao alla prossima!
イタリアのアッシジから奈緒美でした。