Naomi Letter No175 (2023年12月)

CIao a tutti!

2023年も幕を閉じようとしています。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

先月のイタリア便りの最後にもお伝えしましたが、今イタリアでは高熱を出して自宅にこもっている人が
多いらしいです。コロナ禍にマスクをしたり消毒をこまめに行ったり、人と接することまでも制限されていたので各々の免疫力も低下しているのでしょうね。

先日滅多に聞かないニュースを聞いていたら、こんなニュースが取り上げられていました。
イタリアにおいて受け取った一億6千万回分の抗コロナワクチンのうち、4900万本が廃棄処分とされたそうです。割合的には3分の1に値する数です。大手製医薬会社に支払われた金額は約10億ユーロだといいます。ヨーロッパ内ではドイツでもイタリアを更に上回る約8000万本が廃棄処分となっているそうですが・・。

さて、そのコロナ、パンデミック時期にはイタリアは完全なるロックダウン体制を取っており、私の所属するコーラスグループも活動を休止しざるを得ませんでした。
コーラスのルイジ先生は、私の子供たちもお世話になりましたが、地元小学校2校で学校の特別カリキュラムとしてコーラスを教えてくれていました。ところが、その20年以上にも及ぶ非常勤勤務契約も学校でまずコーラスができなくなった事で解約となってしまい、私たちの活動は復活できないのでは無いかと思われていたのですね。
それが約3年間の休止を得て今年の1月に再開!週一回の練習を重ねてきました。そして今月15日、アッシジの聖ルフィーノ聖堂の中で3年ぶりに地元の中学校オーケストラ(次男も中学生時代にピアノで所属していました)とのクリスマスコラボコンサートが3年ぶりに開催されました。
とても感慨深いものでした。
子供達とのコラボであっても21時開催というのがなんともイタリアらしいのですが(苦笑)。ただちょっとだけ違和感が。どうも以前のイメージと違うのです。
その原因がわかりました。

地元小学校でのルイジ先生の非常勤音楽教師の勤務がなくなってしまった事で、以前は小学校2校の高学年生のコーラスも一緒だったのにその存在がなくなってしまったのです。子供達の天使のような歌声がとても素晴らしかったのに。その代わりに、少人数ではありましたが中学生のコーラスグループができていました。コンサート後にインスタグラム上で私たちのコーラスグループのアカウントが開設されて、その時録画された曲がいま一曲だけですが公開されています。

もしよろしかったらSempre Più Allegre Noteというアカウントを覗かれて見てくださいね。
URLで開けられればこちらです→
https://www.instagram.com/p/C1PZaOYt2M8/

今年は私の住む地域で伝統行事となっているキリスト誕生劇も復活しています。
12月25日クリスマスから1月6日キリスト公現祭のクリスマス期間中の日曜・祝日限定で夜の開催となっていて、過去最高の地元民50人が参加されているそうです。年明けになるかと思いますが必ず訪れて見ますので、また来月にそのご報告をしますね。

来る2024年が素晴らしい年でありますように。
また引き続きよろしくお願いいたします。

日本の厳かな年越しと違い、こちらは花火や爆竹、シャンパンで乾杯という賑やかな年越しが待っています。皆さま、今年一年も大変お疲れ様でした。新しい命の誕生もあれば、悲しいお別れを経験した方もいらっしゃると思います。世界では常に争いが起こっていて尊い命が奪われていたり私たちを丸ごと抱えてくれている地球自体も相当疲れているのでは無いかと感じています。私たちには明日どころか1分先に何が起こるかわかりません。一瞬一瞬を“今ここが全て”と思いながら大切に過ごしていきたいと思います。

このイタリア便り、今月が175通目というのにも驚いています。長い間後紹介してください続けている恵美子さんへの感謝と共に、全ての皆さまとのご縁に感謝しています。
2023年もありがとうございました。
どうぞ皆さま、お身体を大切になさって平穏で良いお年をお迎えくださいませ。

Ciao alla prossima!

イタリアのアッシジから奈緒美でした!