2024年再びイタリアの旅 (No4)

7月6日(土)今日はボルツァーノからRiminiへ移動の日(リミにはアドリア海に面する保養地でここを拠点に、サンマリノ共和国へ行く。)
朝5時起き、7時45分のフィレツチャロサにのってリミニ11時40分到着。乗り換えなしの列車は少ない。朝早いので、相棒が昨夜ランチボックスを頼んでくれたのでそれを貰って、一路リミニへ。

リミニ駅ではいつも”イタリア便り”をもらっているイタリア・アッシジに在住の奈緒美さんと合流した。車で自宅からきてくれた。探してくれたおいしいイタリア料理のランチの店でランチ。地元の小さな店だったけれど、とても美味しかった。

それから今日の宿泊所(車の駐車場があるという)は、普通のお宅で、割合最近まで貸主ご夫婦のお母さんが一人で住まわれていた住宅で、もう亡くなられたあと、旅行者に貸してくださるという民泊をネットで見つけそれをお借りした。ベッドルームは3室あり全て揃っていて美しく完璧な住まいでした。イタリア語の出来る奈緒美さんがいて、さらに本当に完璧でした。大家さんとのやりとりも、全てお任せして、 なおかつ奈緒美さんが自宅から持って来てくれた野菜や果物で朝食、夕食までご馳走になった。

7月8日(日)ウルビーノの街をおとづれた。
この町で、奈緒美さんのおむかい家のマリアと友達のサブリーナが来てくれるというので待ち合わせた。(以前アッシジへいって奈緒美さんの家を訪れたとき、マリアのお家も訪問してお世話になった)

ウルビーノは城壁に囲まれた旧市街全体が世界遺産の町で、ルネッサンス文化が花開き、ラファエロを生んだ、芸術の街でもある。ラファエロの生家が残っている

素晴らしい建物群

                              ラファエロの生家の入口

この日に奈緒美さんの友人二人とは別れ、私たち3人は宿に戻った。

7月9日(月)この日はサンマリノ共和国を訪れた。
イタリアの中にある世界で5番目に小さな共和国で、現存する世界最古の共和国として知られており、1700年間戦争をしたことがなく、独立を保ち続けている国。世田谷区とほぼ同じ面積で、人口約33000人。 2008年世界遺産に登録されている。観光、金融、製造業が主な収入源で、切手やコインの発行も重要な収入源。
1992年国連に加盟。日本と友好関係にあり、親日国として知られている。

サンマリノ市はティターノ山の山頂付近にあるので坂道や階段が多い。交通手段が発達していないため奈緒美さんの車で来ることができ本当に有り難かった。(城壁のうちから駐車場をみる)

そのあと、日本の「ルパン三世」の漫画で有名になったカリオストロ城のモデルになったといわれるサンマリノ共和国のサン・レオ城も見学した。詐欺師で錬金術師のジョゼッペ・バルサモの偽名がカリオストロ伯爵で、さまざまの悪事の末教皇庁に逮捕され、この城に終身刑で幽閉されて、獄中死しました。