Naomi Letter No.188(2025年2月)

Ciao a tutti!

皆さま、いかがお過ごしですか?
あっという間に2月も終わろうとしています。

ウンブリア平原(我が家のある方角) (早朝ウォーキング)  (カーニバルのお菓子)

こちらは今カーニバルの期間です。
カーニバルとは謝肉祭。イタリア語ではCARNEVALE(カルネヴァーレ)です。
キリスト教カトリックでクリスマスと並び最も重要な行事はイースター(復活祭)ですが、その復活祭の前の四旬節期間は肉を控えるというのが伝統でした。

実際CARNEVALEの語源はラテン語のCARNEM LEVAREで、『肉を取り除く』という意味です。『四旬節』というのは、キリストがヨルダン川で洗礼を受けてから砂漠で断食をして過ごした40日間からきていて、復活祭前の日曜日を除いた40日間の事を言います。
実際は『灰の水曜日』から数えるので46日間です。『灰の水曜日』の前日の火曜日は『脂の火曜日』と呼ばれ、カーニバルの最終日に当たります。

簡単に言うと、肉を控えキリストの断食に想いを寄せる四旬節前に、肉に感謝して食べたり飲んだり思いっきりお祭り騒ぎをすると言うのがカーニバルなのでした。

今では四旬節期間でも普通に食卓に肉は並びますが、このカーニバルのお祭り騒ぎの方が伝統行事として残り、カーニバル特有のお菓子が出回って人々が仮装をしたり、地域によっては櫓が出たりと賑やかな期間となるのでした。ちなみに2025年は3月4日が脂の火曜日でカーニバル最終日となります。

カーニバルで有名な都市の一つ、水の都ヴェネツィア(ベニス)は地元の住民と観光客で溢れかえっている様子をニュースで見ました。コロナ禍のひっそりとした街角は寂しいものだったので、観光客で賑わうのは嬉しいことではあるのですが、なかなかバランスが難しいですね。
それはイタリアに限らず日本も同じことが言えると思いますが。

4月20日のイースターに向けては更にカトリック教会にとって重要な期間なのですが、現在ローマ教皇フランシスコ1世は両肺の肺炎で入院されています。
一時は呼吸困難で重篤とされました。その後落ち着いたとの事ですが、軽度の腎不全も起こされているとの事です。今年はキリスト教において25年に一度の聖年でもあり、バチカンには多くの信者が訪れていますが、教皇も88歳というご年齢。
予断は許さない様子です。

さて、我が家の話なのですが、次男が今月末に自動車免許取得試験を控えています。
昨年12月に筆記試験をパスしてから、最低運転実習時間である6時間のみの実習で
試験に臨みます。日本と違って仮免許状態でも、助手席に免許取得歴10年以上の人が
同席すれば一般道路を走ることができます。

イタリアには日本の様に路上運転練習ができるような教習所が存在しないので、
教習所の教官と共にであっても、速攻一般道路の運転なのだからびっくりですよね。
本人よりも助手席に乗せられる私の方が、毎回大緊張で寿命が縮む想いでした。
無事に次男が免許を取得すれば、私の運転手という役割はだいぶ軽減するので
喜ばしい反面、それはそれで心配も増える・・といったところですが。
それも成長の一ステップですね。
という事で、次回ご報告します!


いつの間にかミモザが満開だったり、デイジーや菜の花、梅や野生桜などの花々が
春が近い事を感じさせてくれています。
皆さまもどうか、お元気でお過ごし下さいますように。
それではまた次回!

Ciao alla prossima!

イタリアのアッシジから奈緒美でした。