奈緒美のイタリア便り

No146
(2021年7月)

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Ciao a tutti!

                                    暑中お見舞い申し上げます。

   皆様如何お過ごしでしょうか。
   暦は早くも2021年後半に突入しました。
熱海での土砂崩れのニュースを聞き心配しております。
被災地の方々に心からお見舞い申し上げると共に、
これ以上被害が大きくなりません様お祈りいたします。

オリンピックは本当に行われるのでしょうか。
離れているからかもしれませんが、今ひとつ真実味がありません。
さて、私ごとになるのですが  先月末の6月30日に、長男が18歳の誕生日を迎えました。
イタリアでは18歳=成人です。
幸いその直前の28日から、イタリア国内は屋外でのマスク着用義務が取り除かれました。
ただし、密集する場合には着用という条件で持ち歩かなければなりませんが。
それでもまずは第一歩!
 
そんな状況下、長男の誕生日をどうするかはここ数ヶ月頭を悩ましている案件でした。
何故なら、イタリアでは日本の様に成人式はない代わりに、各々成人の誕生日を盛大に企画す習慣があるからです。それは南に行けばいくほど顕著なようで、ご近所でウォーキング仲間の一人ナポリ人であるマリアも、娘さんが8月で18歳を迎えるのですが、もう昨年からどこでパーティをするかどんな企画をするか、飾りの花のアレンジはどうするかケーキはどこにオーダーするか、主役の娘さんの服はどんなのが良いか、などなど事あるごとに考えを巡らせていました。
我が家といえば、元々親戚一同を呼んでのパーティには縁は無く、コロナ禍で経済的な打撃も思いっきり受けている為に盛大なイベント企画は不可能
と言うことで、お金をかけられない分愛情かけて(あくまでも自己満足の世界ですが)
私の手料理でビュッフェ式のシンプルなパーティを開くことにしました。
恵まれたことに、我が家の隣接した敷地はアッシジ市所有の原っぱで、つい先立って草刈りがされたばかり。天候も味方をしてくれました。ご近所さんから長テーブルや椅子、またナイト照明や音楽アンプなどをお借りできて、パーティ会場はバッチリです。
誕生日会は前日の29日の夜。夕食をとりながら30日0時を待って乾杯とケーキと言う流れでした。
長男の招待した仲間に加え、毎年夏を過ごしている海の町からも仲良し君がはるばる5時間も電車に揺れて来てくれることになり、次男と次男が仲良くしている近所の友達も加わっての総勢20名以上となる男子オンリーの賑やかな夜となりました。 
それにしても、食べる分量が全く予想つきません。
すでに成人しているお友達もいるし、今までとは違ってアルコールの準備も必用。
ピッツァは何日かに渡って焼いては即冷凍保存しました。
私の用意したメニューは
数種類のピッツァ、トルタアテスト(ウンブリアの郷土料理であるパン)に生ハムを挟んだもの。
海苔巻き、たこ焼き、 パンツァネッラ(パンのサラダ)。そしてスイカに
デザートの抹茶とコーヒー二種類のティラミス。
メインの誕生日ケーキです。
一体どれだけの小麦粉を消費したでしょう(笑)。
海苔巻きには一升半のお米を炊きましたが、後から遅れて来れるかもというお友達の為に
念の為数本残しておいた分を除いて全て完食!圧巻でした。
心配していたように足りないという事はなかったようなので安心しました。
30日0時を迎えて発泡性ワインを開け、仲間たちから成人に至っての演説を催促されていましたが、かなり短くまとめて即乾杯していました(笑)。
それにしても、この家に越してきた12年前から成長を見てきたお友達も、今のクラスメイトも
みんな本当に素敵な子ばかりで母としても本当に感謝感激です。
お開きになったのがAM1時ごろ。それから片付けたりなんだりで半夜なべ状態。
準備の段階からの寝不足もあり、その後暫く体調がおかしくてつくづく歳を感じずにはいられませんでしたが、とにかく終わってほっとしたと言うのが今の本音です。
今回は長男の成人パーティ報告でした。
あくまでもこれは我が家のケースで、レストランで食事会をする人もあればホールを貸し切る人もいるし、ローマのお友達の話だとリムジンに乗ってローマの街の夜観光なんて言うのもあるそうで、びっくりしました。
なんか、日本の"どこどこの地方は結婚式が派手"・・とか言う話に似ていますね。
できる範囲でのことしかできませんので、我が家ではこれが精一杯でしたが、
沢山の方々に助けられ、支えられて無事に成人を迎えられた事に、心から感謝です。
外では蝉の合唱が聞こえます。
今を大切に、皆様もどうぞお元気でお過ごし下さいませ。
CIao alla prossima!
イタリア・アッシジから奈緒美でした。